1985年、熊本県松橋町で男性が刺殺された事件。宮田浩喜が逮捕され懲役13年で服役。「燃やした」と自白した凶器の小刀を検察が実は保管していたことが判明し、2019年に再審無罪確定。証拠開示の問題を象徴する事件。
1985年、熊本県松橋町で男性が刺殺された事件。宮田浩喜が逮捕され懲役13年で服役。「燃やした」と自白した凶器の小刀を検察が実は保管していたことが判明し、2019年に再審無罪確定。証拠開示の問題を象徴する事件。
- 事件発生
- 1985年
- 被告人
- 宮田 浩喜(みやた ひろき)
- 判決
- 懲役13年→再審無罪
- 現在のステータス
- 無罪確定
- 冤罪の原因
- 自白強要、証拠開示の問題
- 支援
- 日本弁護士連合会
タイムライン
熊本県松橋町で男性が刺殺される
殺人容疑で逮捕。取調べで自白
熊本地裁が懲役13年の判決
最高裁が上告を棄却。懲役13年が確定
熊本地裁に再審請求。弁護団が証拠開示を求める
「燃やした」と自白した凶器の小刀を検察が保管していたことが判明
2017年11月29日、福岡高裁が即時抗告を棄却
2018年10月10日、最高裁が検察の特別抗告を棄却し再審開始確定
2019年3月28日、熊本地裁が再審無罪判決
2025年3月、熊本地裁が検察の証拠隠しを認定し国に賠償を命令
国家賠償請求訴訟の控訴審で、福岡高裁(岡田健裁判長)は、国のみに賠償を命じた一審判決を変更し、国と熊本県に計約2300万円の支払いを命じた。宮田さんは2020年に提訴した後、係争中に死去しており、遺族が訴訟を承継している。
事件に関わる言葉
裁判官・当事者・家族・支援者・訴追機関などによって記録・公表された発言のうち、 この事件の理解に重要なものを引用しています。
支援者の声より事件発生から34年が経過していることを踏まえると、権利救済にはもはや一刻の猶予も許されない
松橋事件の再審無罪判決を受けて発出された日弁連会長声明の一節。検察官に対する上訴権放棄の要請の文脈。
出典:日本弁護士連合会「「松橋事件」再審無罪判決に関する会長声明」 2019-03-28 原文を読む ↗
参考リンク
参考文献
白鳥決定50年を巻頭特集。福井女子中学生殺人事件の再審無罪判決、狭山事件・今西事件・神戸質店事件・姫路郵便局強盗事件・松橋事件国賠訴訟なども収録。燦燈出版。
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